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CAR-T細胞療法

CARTさいぼうりょうほう

CARは抗体の反応性を利用した人工的な受容体遺伝子であり,一本鎖化した抗体の抗原反応性ドメイン,TCRの刺激を細胞内に伝える分子であるCD3ζ分子の細胞内シグナル伝達ドメイン,CD28や4-1BB等の副刺激受容体分子細胞内シグナル伝達ドメインをつなぐ構造.CAR-T細胞療法は,CAR遺伝子を導入したT細胞を体外で大量に作製し患者に輸注する治療法.(実験医学増刊3817より)

新規の創薬モダリティ 細胞医薬

細胞を薬として使う、新たな時代の基礎研究と治療法開発

河本 宏,辻 真博/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです