実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

Gapmer

両端にLNAなどの人工化学修飾核酸を有し,中央部分はDNAからなり,全塩基がホスホロチオエート化されたアンチセンス核酸〔ASO(antisense oligonucleotides)〕のことで,標的RNAの分解に使用される.分解機序としては,まず中央のDNA部位が標的RNAとDNA/RNA heteroduplex構造を形成する.続いてRNase HがこのDNA/RNA構造を認識し,標的RNAを切断する.核酸医薬としても活用が広がっている.(実験医学増刊4215より)

“情報”から“マテリアル”へ ノンコーディングRNA研究

機能分子としてのRNAを見つけ、知り、創薬に使う新時代

中川真一,廣瀬哲郎,松本有樹修/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです