Gapmer
両端にLNAなどの人工化学修飾核酸を有し,中央部分はDNAからなり,全塩基がホスホロチオエート化されたアンチセンス核酸〔ASO(antisense oligonucleotides)〕のことで,標的RNAの分解に使用される.分解機序としては,まず中央のDNA部位が標的RNAとDNA/RNA heteroduplex構造を形成する.続いてRNase HがこのDNA/RNA構造を認識し,標的RNAを切断する.核酸医薬としても活用が広がっている.(実験医学増刊4215より)
“情報”から“マテリアル”へ ノンコーディングRNA研究
機能分子としてのRNAを見つけ、知り、創薬に使う新時代
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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