HIF

HIFはαサブユニットとβサブユニットのヘテロ二量体として機能する転写因子である.αサブユニットにはHIF-1α, HIF-2α, HIF-3αがあるが,特にHIF-1αは,正常酸素状態ではPHD(prolyl hydroxylase)により水酸化され,さらにvon Hippel-Lindauタンパク質によってユビキチン化され,プロテアソームによって速やかに分解される.なお,PHDにはPHD1, PHD2, PHD3の3つのアイソフォームが存在する.一方,低酸素状態ではPHD活性が低下するためHIF-1αは分解を免れ核に移行し,恒常的に発現しているβサブユニットとヘテロ二量体を形成して標的遺伝子の転写を促進する(実験医学2012年5月号より)

代謝,発生,免疫で動き出す 低酸素応答システム

HIF・PHDの新機能と疾患

中山 恒,合田亘人/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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