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L細胞

Lさいぼう

小腸下部,大腸や直腸に主に散在する腸管内分泌細胞の1つで,腸管腔内の栄養素に反応してGLP-1,GLP-2,PYYなどを分泌する.腸粘膜の基底膜上に存在し,樽型,紡錘型を呈しており,頂部は腸管管腔に達し微絨毛で覆われている.大型球形で高密度の顆粒を有するため,large granule cell(L細胞)と名づけられた.(実験医学増刊342より)

「解明」から「制御」へ 肥満症のメディカルサイエンス

梶村真吾,箕越靖彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです