X線結晶解析
Xせんけっしょうかいせき
タンパク質分子が周期的に並んだ結晶を作製し,それにX線を当て,その回折パターンからタンパク質構造を明らかにする手法.回折パターンは非常に多くの分子からのシグナルの重ね合わせであり,きわめてシグナル/ノイズ(S/N)比が高い.結晶の周期性がよければ容易に高分解能を達成できる.現在の構造生物学の主流である.(実験医学2018年5月号より)
クライオ電子顕微鏡で見えた生命のかたちとしくみ
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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