PDの原因物質と考えられているタンパク質.PDではLewy小体が病理学的な特徴であり,Lewy小体の主要な構成成分はαシヌクレインであると知られている.近年,αシヌクレインはプリオン様の感染性や自己増幅能をもち,増幅・伝播する可能性が指摘されている.(実験医学増刊4120より)
神経が司る代謝・炎症制御と生体恒常性
臓器ネットワークを理解し、疾患予防・治療へ繋ぐ
脳内のシナプス機能の調節や可塑性に関与するタンパク質.αシヌクレインの凝集・蓄積は,PD,レビー小体型認知症および多系統萎縮症といった,神経難病や認知症の中核病態と考えられている.(実験医学増刊4112より)
いま新薬で加速する神経変性疾患研究
異常タンパク質の構造、凝集のしくみから根本治療の真の標的に迫る
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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