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エンドトキシン

えんどときしん

グラム陰性菌の細胞壁の構成成分であるリポ多糖類(lipopolysaccharide:LPS)を指し,細菌の死滅・破壊などにより生じ体内に侵入すると,発熱などの種々の生体反応を惹起する.細胞膜レセプターであるCD14およびTLR(Toll-like receptor)-4によって認識され,免疫細胞からはTNF-αやIL-6などのサイトカインやプロスタグランジンなどの炎症性メディエータが産生される.(実験医学増刊342より)

「解明」から「制御」へ 肥満症のメディカルサイエンス

梶村真吾,箕越靖彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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