マイクロダイセクション
まいくろだいせくしょん
組織を薄切して専用のスライドに貼り付け,染色した後,顕微鏡にレーザー照射装置が接続された機器を使って,顕微鏡下に組織切片を観察しながら目的の細胞(集団)の輪郭をレーザーで切離し回収する手法である.膵臓がんのような間質の多いがん腫では,がん細胞のみを採取,回収するために必須の研究ツールである.(実験医学2013年1月号より)
がんのheterogeneityーその解明と攻略への次なる一手
微小環境,がん幹細胞,ゲノム変異の統合的理解からがんの“不均一性”に挑む
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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