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ユビキチン修飾

ゆびきちんしゅうしょく

タンパク質の翻訳後修飾の1つであり,ユビキチンと呼ばれる76アミノ酸で構成されるタンパク質が,標的となるタンパク質にユビキチンリガーゼにより共有結合で付加される反応をユビキチン化と呼ぶ.この可逆的反応はさまざまな細胞内反応を制御する役割を持ち,標的タンパク質の分解や細胞内輸送のシグナル,シグナル伝達の活性化などに関与している.(実験医学増刊285より)

脳神経系の情報伝達と疾患

さまざまなシグナル伝達因子の異常が引き起こす精神疾患・発達障害・神経変性疾患のメカニズム

伊佐 正,大隅典子,高橋良輔/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです