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リボソームプロファイリング

りぼそーむぷろふぁいりんぐ

mRNA内にてリボソームに翻訳されている領域はリボソームの大小サブユニットに囲まれているためリボヌクレアーゼの分解を受けない.そこで,細胞内にて翻訳途上のmRNA(ポリソーム画分)を単離してリボヌクレアーゼ処理をした際に残るmRNA断片(リボソームフットプリント)を逆転写して次世代シークエンサーで網羅的に解析するのがリボソームプロファイリング法(Ribo-Seq)である.Ribo-Seqでは,細胞内のどのmRNAのどの領域が翻訳されているかが1塩基レベルで網羅的かつ定量的に解析できる.(実験医学2019年11月号より)

再定義されるタンパク質の常識

古典的なセントラルドグマの刷新と未開拓のタンパク質の世界

田口英樹/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです