時計遺伝子
とけいいでんし
概日リズムを司る遺伝子群であり,24時間の発現リズムがある.Clock,Bmal1,Per,Cryの4つはコア遺伝子とよばれ,ClockとBmal1は夜に発現が高く,PerとCryの発現を促す.PerとCryは昼に発現が高くなり,ClockとBmal1の発現を抑制することで,コア遺伝子だけで24時間のリズムを刻む.(実験医学増刊4120より)
神経が司る代謝・炎症制御と生体恒常性
臓器ネットワークを理解し、疾患予防・治療へ繋ぐ
転写と自己の抑制といったネガティブフィードバックループにより発現リズムを生み出す転写因子群.時計遺伝子が概日リズムを生み出すメカニズムについては図3を参照のこと.(実験医学増刊3717より)
脳の半分を占める グリア細胞
脳と心と体をつなぐ“膠”
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです