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核膜孔

かくまくこう

真核細胞においては細胞質と核が核膜で厳密に隔てられていて,タンパク質,核酸などの多くの物質は核膜孔を経て通過しなければならない.約150のタンパク質が8個のサブユニットを形成し,細胞質フィラメントと核バスケット状構造をもち限定的に輸送を補助していると考えられている.高分子物質は輸送タンパク質によるGTP依存的エネルギー輸送で通過することが明らかにされている.(実験医学増刊2917より)

免疫記憶の制御と疾患治療

病原体を記憶する細胞と,アレルギー・癌に対するワクチンの有効性

中山俊憲,徳久剛史,山本一彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです