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求心性迷走神経

きゅうしんせいめいそうしんけい

脳神経のなかで腹部にまで到達する神経の1つで,消化管粘膜の刺激を受けとり脳へ伝える神経が求心性迷走神経である.消化管粘膜からの刺激は迷走神経下神経節に伝わり脳内の孤束核に到達して終止する.オキシトシンは求心性迷走神経を刺激して摂食を抑制し,セロトニンは求心性神経活動を介して消化機能を高める.(実験医学増刊357より)

生体バリア 粘膜や皮膚を舞台とした健康と疾患のダイナミクス

バリアを司る分子、細胞、常在細菌の理解から新たな治療・予防法、プロバイオティクスの開発へ

清野 宏,植松 智/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです