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炎症関連分子

えんしょうかんれんぶんし

急性炎症は,組織損傷や感染などの侵害刺激を受けた際に生ずる,血管透過性の亢進と白血球の遊走による防御反応である.炎症の慢性化は,血管新生や線維化など組織リモデリングを生ずる.このような炎症の過程には,プロスタグランジンやサイトカイン,ケモカインなど数多くの分子群が関与し,これらを炎症関連分子と総称する.(実験医学増刊3013より)

精神・神経疾患

発症基盤・病態生理を担う分子カスケードから臨床応用まで

櫻井 武,澤 明/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです