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生ワクチン

なまわくちん

増殖能をもつ弱毒化病原体のことで,接種によって宿主に免疫を賦与する.不活化ワクチンでは主に抗体だけが誘導されるのに対し,生ワクチンでは細胞性免疫も誘導される.生ワクチンが予防に用いられているウイルス感染症には,麻疹,ポリオ,流行性耳下腺炎(ムンプス),風疹などがある.(実験医学2008年11月号より)

ウイルス感染の新知見とワクチン開発の進展

新規受容体・感染経路の同定から,免疫応答メカニズムまで

河岡義裕/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです