肝星細胞
かんせいさいぼう
ビタミンAを貯蔵し,肝臓内のディッセ腔と呼ばれる肝細胞と類洞内皮細胞の間隙に存在する線維芽細胞.肝傷害時に活性化され,筋線維芽細胞様の形態を呈する.活性化した肝星細胞は,肝細胞の再生に必要なHGF等のサイトカインを分泌し肝再生を促進する一方,コラーゲンやTGF-βを産生して肝臓の線維化にも関わることが知られている.(実験医学増刊325より)
常在細菌叢が操るヒトの健康と疾患
メタゲノムなどの革新的解析法が明らかにした消化器・代謝・神経・小児疾患との関わりとプレ・プロバイオティクス,細菌移植などの治療応用
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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