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薬剤応答性

やくざいおうとうせい

個人の遺伝的背景により,薬剤の薬理効果と副作用に差が出てくるが,そのことを薬剤応答性という.その原因は薬剤とそのターゲット分子(酵素や受容体)との親和性の違いや,薬剤の吸収,分布,代謝,排泄の活性における違いによる.薬剤応答性に関係する遺伝子の変異で,ある薬剤に対して重篤な副作用が現われる場合がある.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです