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人工甘味料が“悪玉” 腸内細菌を増やし，かえって血糖値を上昇させる

群馬大学生体調節研究所　佐々木努

実験医学2015年1月号

人工甘味料は体内で吸収されず，糖分と比べてカロリー摂取を減らす効果があると考えられてきたために，糖尿病や肥満対策として一般的に砂糖の代わりに使われている．しかし，人工甘味料による糖尿病・肥満対策の効果はかねてより疑問視されていた．この度，人工甘味料は「悪玉」の腸内細菌を増やし血糖値を上げてしまうことが，イスラエルのWeizmann Instituteのグループによって報告された

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