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BCG(Bacille Calmette-Guérin)は結核(tuberculosis,TB)に対する弱毒生ワクチンであり,特に幼児の結核を減少させるとされ,安全性の高いワクチンとして長く使われてきている.しかし,主に免疫記憶の誘導が弱く,有効期間が短いため,成人期の結核感染防御・再燃予防効果が小さいとされており,その限定的な効果の結果,結核は今も世界的な流行病の1つであり続けている.結核の根絶に向けて,より効果的,持続的な新規ワクチンの開発が望まれている.
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