これまで移植拒絶反応については多数の研究がなされてきており,CD4+T細胞が免疫応答と移植された臓器の破壊を調節することが知られていたが,転写レベルでどのように調節されるかは不明のままであった.今回,Houston Methodist Research InstituteのWenhao Chenらは,インターフェロン調節因子4(IRF4)が移植時T細胞応答を調節する重要な転写因子であることを明らかにした(Wu J, et al:Immunity, 47:1114-1128.e6, 2017).
.....