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複製・修復・組換え・転写など,DNA上で起こるさまざまなイベントが適切に進行するためには,クロマチンの構造変換が重要である.この構造変換には,ATP依存的に働く4種類の複合体(ISWI,CHD,SWI/SNF,INO80)が関与するが,なかでもINO80はヒストンバリアントの交換とヌクレオソームのスライディング反応を触媒する興味深い因子である1).他の複合体もスライディング反応を触媒するが,その分子機構の違いについては,いまだ不明な点が多い.今回,Narlikarらは,
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