行動しながら考えれば,あなたの研究生活を取り巻く「悩み」を解決できる.重苦しい悩みに足を絡め取られた状態で漫然と実験をするのはもうやめよう.あなた自身を取り戻し,あなたが一番するべき仕事に集中しよう.
単に「面白かった」という感想とはちょっと違う、身につまされる箇所や納得する箇所など、少々痛みをともなう読書でした。
一番印象的なのは、イチローの例を挙げていた「ネガティブな感情が強いモチベーションになる」の部分です。私自身、同世代の超優秀な研究者に対するコンプレックスで今日までやってきたようなものなので、とても印象的な部分でした。
「新しいことができなくなったら自分はもう終わり」ということを肝に銘じ、もう少し頑張ろうと思いました。
児島将康(久留米大学分子生命研科学研究所 教授)
本書で取り上げられている研究者や医学生の悩みには、自分にも思い当たるところがあります。
ネガティブな感情を強いモチベーションに変えるイチローの話や、良い結果を出すためには何をするかではなく、誰とするかが重要であるという「成功循環モデル」にグイグイと引き込まれました。研究や留学をめざす若手医師に広く推薦したいと思います。
そうだ、「行動しながら考えよう(thinking while acting)」。
山中克郎(諏訪中央病院 院長補佐)
本書の中で島岡先生が触れられている通り、私(PIの立場)で読んでも非常に参考になる本です。
研究者にとり、島岡先生のいう「顧客のために」という考え方は、まず思いつかないものだと思います。私自身の体験と照らしあわせても、研究をそうした視点で考えるのは、非常に大事であるということを再認識させられました。
佐々木敦朗(シンシナティ大学医学部 Associate Professor)
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