CT・MRIのなかでも,頭部の読影に対し苦手意識をもつ初期研修医の先生は多いと伺いますが,頭部の疾患には予後に大きく影響するものも多く,異常所見を同定し適切な対応をすることが求められます. そこで本特集では,頭部画像の読影に必要な基本的な知識(例:画像検査の適応,見る部位の順番,撮像条件,など)の解説により読影力のベースをつくったうえで,脳梗塞,脳内出血,など,絶対に見逃したくない疾患や頻度の高い症候について解説します.診断はできなくても,頭部画像の所見を見逃さない見かた・コツが身につく特集です.
※ タイトルはすべて仮題です.内容,執筆者は変更になることがございます.