本セミナーは終了いたしました.
レジデントノートは2017年11月号で通巻250号を迎えます。羊土社ではこの発行を記念して、連載「Step Beyond Resident」でおなじみ、林寛之先生による医学生・研修医向けセミナーを開催します!
「心電図の判読」や「ERでのコミュニケーション」をテーマに、ここでしか聞けない林先生の裏ワザ・表ワザをたっぷりお話しいただきます。ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。
2017年10月7日,東京御茶ノ水にて「レジデントノート250号発行記念 林寛之先生のStep Beyond Resident セミナー」を開催いたしました.
先月発行の11月号が通巻250号となるのにあたり,「読者の皆さまに何かお礼がしたい!」「学びの機会をご提供できれば」「それなら,小誌創刊後まもない2002年から連載でずっとお世話になっている林寛之先生にぜひお願いしたい!」と,企画したセミナーです.当日は全国からたくさんの医師や医学生,診療看護師にお集まりいただきました.
2つの講義のうちの1つ「ECGが世界を救う」では,急性心筋梗塞の非典型を見逃さないコツ,脚ブロックに強くなる方法,などさまざまなアドバンストな内容について,体を使った心臓や心電図波形の実演を交えながら,わかりやすく教えていただきました.
もう1つの講義「救急室の困ったチャン」では,医療者が陰性感情を持ってしまうかもしれない困った患者さんについて,患者さんの話の真意を読み取る方法,心折れないための秘策,身の危険を感じる場合の対応法,診療録記載の極意など,診療を超えたスキルを先生の病院でのやり方を例にしながら具体的にお話しいただきました.とにかく医療者は怒らない! 患者さんは敵ではなく,共通の敵は病気であるのだから,患者さんに「Love & Respect」をもち,病院に1歩入ったら良い医者になりきって,「来て良かった」と思わせるのがプロ! と強調されました.教科書では学べない,林先生の迫力と説得力のあるお話に,ぐいぐい引き込まれ,時間が経つのも忘れそうでした.
そして質問コーナーでは,参加者の悩みに対し,林先生がご苦労や努力をされながら培われた人間力を存分に伝授していただき,充実の時間となりました.
林先生,そしてご参加くださった皆さま,ありがとうございました!
年末頃には,林先生の大人気シリーズ書籍第1巻が全面アップデート,大幅ボリュームアップし,「改訂版 ステップ ビヨンド レジデント 1 救急診療のキホン編 Part1」として発行になる予定です.本書のなかで,この日の講義内容をじっくり読めますので,発行時はぜひ手に取っていただけますとうれしいです.
(編集部)
「何を診たいか」ではなく
「どう患者さんの期待に応えるか」
を磨くのが初期研修です。
そう、あなたの覚悟が今後の医師人生を決定づけるんです。
出る杭を引っこ抜き、あなたを臨床能力に長けた心優しい草食系医師に導きます!
みんな、待ってるよぉ~!
1986年自治医科大学卒業。トロント総合病院救急部臨床研修、福井県医務薬務課所属 僻地医療、福井県立病院ERなどを経て現職。 日本救急医学会専門医・指導医/日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医/日本外傷学会専門医/Licenciate of Medical Council of Canada
著書に「ステップ ビヨンド レジデント(Step Beyond Resident)」1巻〜7巻(羊土社)、「Dr.林の当直裏御法度」(三輪書店)など多数。テレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「総合診療医ドクターG」(ともにNHK)でも注目される。救急・総合診療、研修医教育のカリスマ。
レジデントノートの連載「Step Beyond Resident」は2002年にスタートし、林先生に毎月毎月ご執筆いただいて、連載回数160回を超えました!レジデントノートが誇る人気連載です。
お申し込み後にキャンセルされる場合は,お手数ですが下記連絡先までお知らせください。なお,30日前からのキャンセルについては、受講料のご返金はいたしかねます。
※セミナーは終了致しました