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【スマホで読める実験医学】非小細胞肺がん治療のパラダイムシフト:血管新生阻害剤の併用療法
550円
血管新生阻害薬は殺細胞性抗がん剤との併用で,奏効率,無増悪生存期間,全生存期間の延長効果を示している.近年免疫チェックポイント阻害剤による進行非小細胞肺がんの治療成績向上がめざましいが,血管新生阻害薬は現在でも肺がん治療の標準治療の重要な位置づけである.単に腫瘍血管新生を抑制したり,ドラッグデリバリーを改善する効果だけでなく,腫瘍免疫への直接的な作用も期待されている.今後は殺細胞性抗がん剤や分子標的薬等だけでなく,免疫チェックポイント阻害剤との併用などによる治療成績向上が期待されている.
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