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【スマホで読める実験医学】ヒトiPS細胞加工製品の造腫瘍性評価法の開発
550円
ヒトiPS細胞から分化誘導してつくられる神経細胞や心筋細胞などは,「細胞加工製品」とよばれる新たな医薬として開発が進み,臨床研究・治験に至るまで大きな進展を遂げてきた.そして今,将来の医療応用に向けて,安全性の確保が重要な課題となっている.なかでも,生きた細胞が体内で腫瘍を形成する能力,すなわち「造腫瘍性」は,細胞加工製品に特有の新たなリスクであり,ヒトiPS細胞研究を率いる日本が,特に力を入れてその評価法の開発に取り組んでいる.本稿では,造腫瘍性のリスク評価に関する新たな展開について紹介する.
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