創薬標的分子と化合物間の相互作用を計算機を用いてシミュレーションし,標的分子に対する結合親和性が高い薬物候補化合物を選抜する方法.(実験医学増刊422より)
あなたのラボから薬を生み出す アカデミア創薬の実践
All JAPAN体制の先端技術支援を利用した創薬の最前線
標的タンパク質に対して結合する化合物のスクリーニングをコンピューター上で実施する手法.in silicoで実施するため,HTSより多数の化合物を評価することが可能.バーチャルスクリーニングによるヒット化合物は,別途実化合物を入手し実際に標的分子に結合するか,実験により確認する必要がある.(実験医学増刊422より)
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実験的なスクリーニングに対し,計算によって望ましい化合物を予測して選び出すような手法をバーチャルスクリーニングという.インシリコスクリーニング(in silico screening)も同義.標的タンパク質の立体構造の情報に基づいて望ましい化合物を予測する方法を構造ベースのバーチャルスクリーニング(structure-based virtual screening),主に教師あり機械学習を使って化合物の実験データを学習して予測を行う方法をリガンドベースのバーチャルスクリーニング(ligand-based virtual screening)とよぶ.化合物は低分子化合物だけを指す場合が多いが,ペプチドでも同様である.(実験医学2023年1月号より)
中分子ペプチド創薬のインフォマティクス実験医学2023年1月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです