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肥満細胞

ひまんさいぼう

哺乳類の粘膜下組織や結合組織に存在する.ヒト皮膚には7,000~10,000/mm3もの肥満細胞が血管・神経線維に近接して存在している.このため,血管透過性,炎症,免疫反応にかかわる種々のエフェクター細胞の感染局所へのリクルートに関与し,また肥満細胞それ自体もエフェクター細胞としての機能を有していることが広く知られている.(実験医学2012年4月号より)

慢性アレルギー炎症—免疫系の役者たちの新たな姿

T細胞・好塩基球,サイトカインが織りなす慢性化のメカニズムとワクチン開発

久保允人/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです