FAQ
ログイン
カート
痛風は,尿酸結晶に対する急性の炎症反応と好中球の集積を特徴とする関節炎である.強い痛みを伴う急性期の炎症は数日で自然に軽快するが,軽快後も尿酸結晶は滑液や病変組織に残存・蓄積し,発作をくり返して慢性化すると,組織に沈着した結晶が肉芽腫組織を形成し痛風結節をつくる.痛風の急性期には,好中球の遊走阻害を目的に微小管重合阻害剤であるコルヒチンが使われてきた.このように,好中球は炎症を促進する典型的な免疫担当細胞と考えられてきたが,
.....
TOP