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新規がん治療薬開発に力を入れるGSK社,低分子STINGアゴニストの研究結果を報告

MSA Partners

GlaxoSmithKline(以下GSK)社は,インターフェロン遺伝子刺激因子(STING)アゴニストの前臨床研究の結果を2018年11月7日付で科学誌Natureに発表した.

小胞体に局在する膜タンパク質のSTINGは,病原体由来のDNAと自己DNAの自然免疫センシングを担う受容体である.STING経路は,がん,自己免疫疾患,感染症,老化関連疾患を含む複数疾患分野で治療標的として注目されており,STING経路を調節する治療薬やワクチンアジュバントの開発が進められている.

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2019年2月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2019年2月号 Vol.37 No.3
時間生物学からサーカディアン・メディシンへ
24-hour societyに挑む概日リズム研究のステージチェンジ

八木田和弘/企画
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