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近赤外蛍光タンパク質の分割体によるBiFCシステムの開発

東京都立大学大学院理学研究科 成川 礼

GFPを端緒として,さまざまな波長特性をもった分子が天然から発見されたり,天然分子への改変が施されたりすることで,多様なβバレル型蛍光タンパク質がバイオイメージング分野において利用されている.しかしながら,βバレル型蛍光タンパク質に関しては,長波長領域である近赤外蛍光を放出するような分子は発見・開発されていない.近赤外光は生体浸透性が高いため,哺乳動物の奥深い組織の分子を可視化するのに有用である.

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DOI:10.18958/7061-00004-0000215-00

2022年8月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2022年8月号 Vol.40 No.13
感染症のデータサイエンス
いかに感染を制御するのか?どうやって治療をデザインするのか?

川上英良,岩見真吾/企画
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