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細胞制御に向けたエピゲノム編集技術

理化学研究所生命医科学研究センター 井上 梓

胞生物学者にとって,遺伝子発現を自在に操作し細胞の性質を意のままに操ることは夢の技術である.このためには,クロマチンに刷り込まれたエピジェネティック修飾(エピゲノム)を人為操作する必要がある.特に,ヒストンタンパク質の化学修飾(メチル化やアセチル化といった翻訳後修飾)は遺伝子発現の制御にきわめて重要であり,ヒストン修飾を操作する“エピゲノム編集技術”の開発が求められている

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DOI:10.18958/7569-00004-0001748-00

2024年11月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2024年11月号 Vol.Vol.42 No.18
栄養分子と生体の相互作用 食理学
動態と感知応答を解明し、健康寿命を延伸する

小幡史明,永森收志/企画
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