実験医学 1990年11月号 Vol.8 No.16

細胞骨格研究の新しい流れ

  • 矢原一郎/企画
  • 1990年10月20日発行
  • B5判
  • 110ページ
  • ISBN 100-0-1990-1100-0
  • 1,650(本体1,500円+税)
  • 在庫:なし
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新しい局面にさしかかってきたといわれる細胞骨格研究.骨格という硬いイメージとは程遠く,ダイナミックに細胞機能制御にかかわるこの構造を蛋白質関与から癌化まで,矢原一郎先生のご企画でさまざまな角度から特集していただきました.

目次

特集

細胞骨格研究の新しい流れ
企画/矢原一郎
新たな段階に差しかかった細胞骨格の研究【矢原一郎】
アクチン調節蛋白質のニューファミリー【西田栄介】
アクチン調節蛋白質ゲルゾリン【太田安隆】
チューブリンとMAPsの分子生物学【矢原一郎】
カルデスモンの構造と機能―平滑筋・非筋組織におけるアクチン-ミオシン相互作用のCa2+制御【林 謙一郎/祖父江憲治】
トリ肉腫ウイルスによる細胞癌化と細胞骨格【浜口道成】
癌の転移と細胞骨格―特にアクチンを中心として【谷口俊一郎】
細胞質分裂と細胞骨格【馬渕一誠】

トピックス

CURRENT TOPICS
S期が完了しないとM期が開始しないのはなぜか―未複製DNAがM期開始を阻止している【井出利憲】
遺伝子ターゲティングの現況と展望【花園 豊/平井久丸】
EDRF(≒NO)の特異的生成阻害薬L-MMAの登場とその新たな利用法【佐久間一郎】
アメリカ合衆国ヒトゲノム解析5カ年計画について【村上康文/添田栄一】
ミニレビュー
Id遺伝子―HLHファミリーのNegative Regulator【鍋島陽一】

連載

バイオシグナル実験法シリーズ 情報伝達系基礎実験法<イノシトールリン脂質情報伝達解析法>
PIキナーゼ・PIPキナーゼ【柴田昌夫/竹縄忠臣】
連載エッセイ 大いなる仮説
免疫機構の泣きどころ【大野 乾】

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  • 【本書名】実験医学:細胞骨格研究の新しい流れ
  • 【出版社名】羊土社

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