動悸の鑑別は,実は幅広いものです.不整脈がまずは念頭に置かれると思いますが,不整脈がなくても動悸を訴える人もいます.もし不整脈であれば,心電図所見を元に適切な対応を考えなくてはなりません.また来院時に不整脈がなくても,一過性の変化は否定できません.症例を通し,動悸を訴える人へのアプローチを学びましょう.… 薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院 院長/岡山大学病院高度救命救急センター 日本救急医学会救急科専門医,日本中毒学会クリニカルトキシコロジスト) 続きを読む
動悸の鑑別は,実は幅広いものです.不整脈がまずは念頭に置かれると思いますが,不整脈がなくても動悸を訴える人もいます.もし不整脈であれば,心電図所見を元に適切な対応を考えなくてはなりません.また来院時に不整脈がなくても,一過性の変化は否定できません.症例を通し,動悸を訴える人へのアプローチを学びましょう.…
薬師寺泰匡(薬師寺慈恵病院 院長/岡山大学病院高度救命救急センター 日本救急医学会救急科専門医,日本中毒学会クリニカルトキシコロジスト)
腹痛、頭痛、マイナーエマージェンシーまで,研修医が苦手とするコモンな症候を救急のエキスパートが症例問題として出題!実臨床の流れに沿った解説で,救急外来で必要な思考回路を身につけよう!
学修者のモチベーションを上げるための工夫としてドリル形式が巧みに活用されており、また実臨床でも大いに役立つノウハウが存分に散りばめられた大変素晴らしい書籍だと思います。診断にとどまらず、その後の治療やコンサルテーションのポイントまで踏み込んでおり、より実臨床で活用できる内容になっています。Dr. 坂本'sコラムも、本書の理解をさらに深める良いスパイスとなっています。指導医としても、かゆいところい手が届くような、現場での指導で活用させていただける一冊です。
鋪野紀好(千葉大学大学院医学研究院 診断推論学 医学部附属病院 総合診療科)
色使い、図表の量が適切で、見やすいです。
問題形式なので、流し読みしそうになるところをしっかり考えさせてくれるので、非常に為になります。
医師
・救急外来で遭遇しやすい症候を17の分野に分け、問題+解説の組み合わせで学べる内容となっています。小児、女性、整形、マイナーエマージェンシーも含まれており、幅広く学ぶことができます。
・月日が経ても変わらない重要事項を押さえつつ、最新の情報を加味した内容も載っているため、学生や研修医だけでなく、ときどき救急外来に出るような指導医が短い時間で知識を整理するにも役立ちます。
・編者の坂本先生が執筆されたコラムが24本(!)もあります。救急で起こるあるあるエピソードを中心に、診断エラーなどにも言及されていて、コラムだけ読み進めても得られるものが多いと感じます。
原田侑典(獨協医科大学病院 総合診療科)
救急外来や内科外来で対応している際に実際に悩む点やポイントが詳しく解説された非常に実践的な本でした。
外来業務に出る研修医だけでなく、その指導医や開業の先生方にも目を通してもらう価値がある本だと感じました。
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