実験医学 1995年12月号 Vol.13 No.18

細胞接着分子研究のトピックス

  • 宮坂昌之/企画
  • 1995年11月20日発行
  • B5判
  • 112ページ
  • ISBN 978-4-8970-6723-0
  • 1,650(本体1,500円+税)
  • 在庫:なし
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多細胞生物は,文字どおり多数の細胞から成っています.そこには精妙な細胞間ネットワークが存在し,1つの生命体としての機能を維持しています.1つ1つが独立した生命体である細胞も,ほかの細胞あるいは基質と接着してはじめてさまざまなシグナルを伝えることができるのです.今月はこのような接着にかかわる一群の分子「接着分子」について,大阪大学の宮坂昌之先生にご企画いただき,特集いたしました.

目次

特集

細胞接着分子研究のトピックス
企画/宮坂昌之
<序にかえて>接着分子の特殊性と普遍性【宮坂昌之】
CD9を介したインテグリンと膜結合型細胞増殖因子のアソシエーション【中村邦明/目加田英輔】
遊走因子によるインテグリンの活性化【本多 進】
リンパ球ホーミングにおける糖鎖認識分子と糖鎖提供分子【吉野 正】
生体防御に関与するカルシウム依存性動物レクチンの構造と機能の相関【上村和秀/川嵜伸子/川嵜敏祐】
Rho低分子量G蛋白質による接着分子の制御【高石健司/佐々木卓也/高井義美】
rho p21とそのエフェクター【斎藤雄二/成宮 周】
接着分子の機能制御を利用した臨床応用とその展開−特に臓器移植において【後藤満一/大里浩樹/左近賢人/門田守人/宮坂昌之】

トピックス

CURRENT TOPICS
SNAPc-RNAポりラーゼⅡあるいはⅢのいずれによる転写にも機能する新たなTBP-TAF複合体【Ronald William Henry/小林龍二】
マクロファージによる生体防御を制御する転写因子NF-IL6【田中貴志】
KAI1,前立腺転移抑制遺伝子【市川智彦】

連載

クローズアップ実験法
レ卜口ウイルスを利用した発現クロ一二ング法【北村俊雄】
ジーンターゲティングファイル
大脳半球の発達に必須な転写因子BF-1【岡田 斉/野田哲生】
総説
シュペーマン・オーガナイザーとXlim-1遺伝子【平良眞規】
レポート
第1回内皮由来過分極因子ワークショップ−PGI2,NOに続く第3の内皮由来弛緩因子の本態は?【佐久間一郎】

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  • 【本書名】実験医学:細胞接着分子研究のトピックス
  • 【出版社名】羊土社

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