東大にはこんな面白い講義があった! 性格・やる気・不安なども遺伝子が支配していた!? 脳科学の第一線をいく東大教授がやさしく語る! さらに…,「風邪薬で寿命が延びる?」「牛乳を飲めば不安解消?」「記憶力を上げる薬?」など,目からウロコの余談もいっぱい!
不安、怒り、悲しみ、喜びなど、「感情」は遺伝子で説明できるのだろうか。「不安」という感情に焦点をあて、うつ・強迫神経症・PTSDなどが起こるしくみに迫る。遺伝子が感情に影響を及ぼすことが明らかになる!
あるとき統合失調症(精神分裂病)の薬が偶然見つかった。「気分」と「物質」が結びついた瞬間である。カフェインや覚醒剤の働き、気分を変える脳内物質の共通性、その他、風邪薬の意外な効用も紹介!
必要なときに必要なものだけ引きだせる「記憶」。その正体を探る研究は、ついに記憶力の優れたマウスを作り出すまで進んだ。今、記憶のことはどこまでわかっているのかに迫る!
知能が高いとはどういうことか。知能には2つの考え方があり、その内の1つがIQ説である。IQは遺伝する可能性があり、IQが高い人たちにはある共通性があった! それを手がかりに「知能」という問題に科学のメスを入れる!
覚醒剤と非常に似ている物質が脳の中にはあり、どうもこれが意欲に関係しているらしい。そのことがパーキンソン病や覚醒剤などの研究から明らかになり、ついに「やる気のないマウス」が作られた!
性格・行動はどれくらい遺伝子が支配しているのだろうか。崖の先に立ったりして目立とうとするような、言わば無鉄砲な行動には遺伝子が関係しているのかもしれない。1つの可能性に辿り着くまでを語る!
病気の遺伝子診断をしたら驚くべき結果になった! 将来自分がかかる病気が子供の遺伝子診断でわかってしまう! 何が正しくて、何が誤りなのか、実際の事件を題材に考える!
私たちの身の回りにある危険はどれほどなのか。狂牛病を例に、巷の情報、事件の意味、解決法などについて考えていく。自分たちに降りかかってくる危険性を、自分たちできちんと評価するための最終講義!
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