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レジオネラ肺炎に伴う一過性の脳病変
レジデントノート 2014年6月号
掲載
レジオネラ肺炎に伴う一過性の脳病変
症 例
:40歳代男性
主 訴
:ふらつき,構音障害
現病歴
:数日前から発熱,咳嗽,喀痰を認めていた.仕事中にふらつきが出現し様子をみていたが改善せず,構音障害が出現したため救急搬送された.入院時の胸部単純X線写真,胸部CTで右下葉に浸潤影を認め,尿中レジオネラ抗原などの検査によりレジオネラ肺炎と診断された
既往歴
:特記すべきことなし
Q1. ふらつき,構音障害などの小脳失調症状から脳血管障害を疑い,頭蓋内精査のために頭部MRI検査を施行しました(図1).異常所見は?
Q2. この後小脳失調症状は徐々に消失し,約2週間後の頭部MRIでは病変が消失していました(図2).診断は?
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