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【スマホで読める実験医学】末梢免疫細胞による脳神経回路変性を介した肺機能障害
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末梢免疫細胞による脳神経回路変性を介した肺機能障害
Pulmonary dysfunction triggered by altered brain neuronal networks
Makoto Inoue：University of Illinois at Urbana-Champaign（イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校）
10.18958/7539-00001-0001719-00
特定の神経回路に注目した神経免疫学的研究は近年，大幅に増加し，これまでになかった新たな視点から，病態機能が紐解かれつつある．われわれも，自己免疫疾患，神経障害性疾患および感染性疾患に関して神経免疫学的アプローチを試みている．ここでは，クリプトコッカス関連免疫再構築症候群（Cryptococcus-associated immune reconstitution inflammatory syndrome：C-IRIS）というさまざまな病態時に発症することが近年わかってきた感染性疾患をテーマとし，神経免疫学的研究から得られた新たな発見を紹介したい．
免疫再構築症候群（IRIS），CD4＋T細胞，脳神経免疫変調，脳-肺神経回路異常
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