病棟での当直コール対応に強くなる!各病態を緊急度別に分け,会話形式で当直を振り返りながら丁寧に解説.コールを受けてからの対応をまとめたコール対応早見ガイドも充実.レジデントノート誌の好評連載を単行本化
目次
推薦の言葉
はじめに
第1章 病棟へダッシュ!
1 SpO2 低下に対応しよう① 呼吸不全のキホンのキ!
1 はじめに
2 SpO2低下の初期対応
3 呼吸不全の病態と鑑別
2 SpO2 低下に対応しよう② 怖いあの病気もこれで大丈夫!
1 はじめに
2 呼吸不全の原因追求
3 High V/Qへの対応
3 血圧低下に対応しよう① 血圧低下=ショック?
1 はじめに
2 血圧低下はショックと同義ではない
3 酸素供給量と酸素需要のバランスが大事
4 組織低灌流(低酸素)の所見
5 ショックの鑑別
6 ショックの初期対応
4 血圧低下に対応しよう② ショックは初期対応が命!
1 はじめに
2 評価と治療は同時に!
3 輸液の種類
4 輸液の投与経路と速度
5 昇圧薬:ノルアドレナリンをマスターしよう!
6 敗血症性ショックにおける抗菌薬
7 ショックの初期対応
5 意識障害に対応しよう 医師が意識障害にならないために!
1 はじめに
2 意識障害診療の1st step
3 意識障害の鑑別疾患~AIUEOTIPS~
4 意識障害の診察
5 敗血症性脳症~septic encephalopathy~
6 院内発症の髄膜炎
7 オピオイド中毒
6 頻脈・徐脈に対応しよう 初期対応は非専門医でも必須!
1 はじめに
2 頻脈・徐脈診療の1st step
3 安定した頻脈の鑑別
4 苦手な人でもこのフローチャートだけは知っておく!
5 洞性頻脈の原因と対応~HI EDGEで覚えよう!~
6 心房細動でも常に原因を探そう!~おなじみの「HI EDGE」~
7 安定な新規心房細動は,Rate controlと抗凝固療法!
8 Rate controlはCa拮抗薬とジゴキシンが基本!
9 β遮断薬とアミオダロンも覚えておこう!
10 心房細動の頻脈発作に使用する薬剤と対応まとめ
11 徐脈~基本は頻脈と一緒!~
7 胸痛に対応しよう バイタル変化ではない緊急事態!
1 はじめに
2 5 killer chest pain
3 胸痛のOPQRST
4 胸痛の診察・検査
5 急性冠症候群
6 バイタルサインが安定している胸痛
第2章 小走りですぐ病棟へ!
1 腹痛に対応しよう 緊急性の判断を迅速・正確に!
1 はじめに
2 腹痛の初期対応は2 step!
3 専門診療科の緊急介入が必要な腹痛を除外!
4 体性痛 vs 内臓痛
5 問診・カルテレビューでは痛みのOPQRSTと特定の疾患へ早期に焦点を,診察では腹膜刺激徴候に注目!
6 腹痛の鑑別は解剖と臓器から考えよう!
7 強い腹痛の割に腹部所見が乏しい疾患
8 腹痛の検査
2 発熱に対応しよう① 感染症かどうか,それが問題だ!
1 はじめに
2 脈圧に注目しよう
3 入院患者の発熱は「感染症か否か」が重要な軸!
3 発熱に対応しよう② FN の初期対応もこれでばっちり!
1 はじめに
2 偽痛風(CPPD)
3 抗菌薬投与までの時間が予後に直結する感染症たち
4 化学療法を行う病棟の発熱対応ではFN にご用心!
4 痙攣に対応しよう 慌てず止める!予防する!追求する!
1 はじめに
2 痙攣の初期対応は「いつも通りABC 確保+痙攣を止めること」
3 まず血糖測定!低血糖がないならジアゼパムを投与!点滴路がないなら筋注または注腸で!
4 痙攣が止まっても油断しない!再発予防と原因究明!
5 てんかん重積状態(status epilepticus:SE)
6 てんかん vs 失神 vs PNES
5 嘔気嘔吐に対応しよう とりあえず制吐薬!からの脱却を!
1 はじめに
2 嘔気嘔吐でも大切なのは原因の評価!NAVSEAで覚えよう!
3 嘔気嘔吐のメカニズム
4 制吐薬
5 オピオイドによる嘔気嘔吐に対する予防法
第3章 歩いて病棟へ!
1 不眠に対応しよう たかが不眠,されど不眠
1 はじめに
2 不眠かせん妄かをまず評価しよう
3 不眠の原因「5P」
4 睡眠薬を選ぶ前に
5 BDZ 系/ 非BDZ 系
6 メラトニン受容体作動薬
7 オレキシン受容体拮抗薬
8 二環系抗うつ薬
9 四環系抗うつ薬
10 非定型抗精神病薬
2 せん妄に対応しよう せん妄対応だけでは不十分!
1 はじめに
2 せん妄診療でも大切なのは原因検索!「せん妄=急性脳機能不全」の意識をもつ!
3 せん妄か認知症か
4 せん妄の原因
5 せん妄の型
6 せん妄のスクリーニングと予防
7 せん妄の治療
3 血糖異常に対応しよう ルーチン対応で終わらない!
1 はじめに
2 大切なのは高血糖の原因検索!安直にスライディングスケール対応で終わらない!
3 低血糖でも原因検索が大切
4 無症候性低血糖にも注意
5 低血糖に対する具体的な対応
4 さまざまな当直コール 事故抜去・皮疹・転倒など
1 はじめに
2 点滴ラインの事故抜去
3 経鼻胃管の事故抜去
4 胃瘻の事故抜去
5 気管切開カニューレの事故抜去
6 皮疹の対応はアナフィラキシー/重症薬疹の鑑別と,被疑薬の特定!
7 転倒
おわりに
索引
Column
医学知識のまとめ方
1日1善,1日1論文
γ計算のコツ
非痙攣性てんかん重積 ~nonconvulsive status epilepticus:NCSE~
自分を客観視することの大切さ
UpToDate を活用しよう! コツは「完璧はめざさないこと!」
assessmentとplan
「臨床力の上達」と「仕事慣れ」を勘違いしない!
Beyond the evidence
糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)と高血糖高浸透圧症候群(HHS)の違い
答えは患者さんのところにある
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- 【本書名】先生、病棟で急変です!当直コールの対応、おまかせください!
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第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
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第2地帯(ヨーロッパ) |
+690円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+890円 |
EMS便送料 |
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第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
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第2地帯(ヨーロッパ) |
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(2021年8月23日)
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