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原始線条

げんしせんじょう

動物の発生初期に,将来の体細胞を形成するエピブラスト(胚盤葉上層)とよばれる細胞が増殖しながら左右両側から細胞移動することによって,胚の後方に形成される線状の窪み構造.ここを通過したエピブラストが胚の内部へと侵入し将来の内胚葉と中胚葉を形成する一方で,陥入せずに残った細胞が外胚葉の元となるとされる.(実験医学2016年5月号より)

国民病“腎疾患”治療の光が見えてきた!腎臓のサイエンス

発生・三次元組織再生と機能破綻のメカニズム

西中村隆一/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです