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トピックス
ヒトのグリア細胞で賢いマウスをつくる?!
National Institutes of Health 向山洋介
アインシュタインの大脳皮質は,ニューロンの数や形態に特筆すべき点はないものの,グリア細胞が顕著に増幅していた.イルカの脳は,ニューロンの密度は低いものの,グリア細胞が顕著に多い.こうした事実は,あたかもグリア細胞の働きが学習能力や知性にかかわることを印象づける.グリア細胞は,グリア(glia)という語が接着を意味するglueに由来するように,ニューロンにくっつきサポートする細胞として研究されてきたが,最近では
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本記事の掲載号
実験医学 実験医学 2013年6月号 Vol.31 No.9
命名から50年 オートファジーで解明した謎,解明したい謎
細胞への栄養素供給・細胞内浄化のメカニズムと,ヒト疾患への関与
水島 昇/企画