トピックス
求む! キラーT細胞ー腫瘍内部へと導くメカニズム
ハーバード大学/マサチューセッツ総合病院 柏木 哲
免疫チェックポイント阻害では,効果がある場合はがんの縮小と延命効果が長期にわたり持続することが知られており,免疫力が増強できればがんの治癒も達成可能として近年注目度の高いがん免疫療法であるが,現在のところ奏効率は20〜30%と低いことが最大の問題である.この低い奏効率を上昇させることができれば,画期的なブレークスルーとなるであろう.シカゴ大学のGajewskiらは,
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本記事の掲載号
実験医学 実験医学 2017年9月号 Vol.35 No.14
知られざるp53の肖像
がん抑制/促進の二面性からアイソフォームの機能、標的遺伝子の選択機構まで
大木理恵子/企画