早稲田大学理工学術院電気・情報生命工学科 木賀大介
生物が多様であることが魅力である一方,多様性のなかに普遍的なメカニズムを見出すことは科学における楽しみの一つであることは間違いない.大腸菌からヒトまでが同じ遺伝暗号を用いていたという,遺伝暗号の初期の発見から得た興奮こそが,「普遍」遺伝暗号という命名につながったのだろう.
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本記事の掲載号
実験医学 2019年11月号 Vol.37 No.18
再定義されるタンパク質の常識
古典的なセントラルドグマの刷新と未開拓のタンパク質の世界
田口英樹/企画