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オートファジー誘導による創薬モダリティ

東京農工大学大学院工学府生命工学専攻 養王田正文

PROTACs(proteolysis-targeting chimeric molecules)は,「タンパク質をユビキチン化するE3リガーゼに結合する分子」と「標的タンパク質のリガンド分子」をリンカーで結合したキメラ分子である.標的タンパク質のユビキチン化を誘導し,プロテアソームによる分解へ導く化合物である.原理的には,疾病の原因となるさまざまなタンパク質を特異的に分解するPROTACsを設計してつくることが可能である.

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2020年4月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2020年4月号 Vol.38 No.6
DOHaD—われわれの健康と疾患リスクは胎生期・発達期の環境でどこまで決まるのか?

小川佳宏,伊東宏晃/企画
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