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PD-1とPD-L1の結合を阻害する免疫チェックポイント療法ががん治療におけるブレークスルーとなったことは周知の事実であり,本庶先生が本研究によりノーベル賞を受賞されたことは同じ日本人として誇らしいことである.一方で,すべてのがん患者にPD-1抗体/PD-L1抗体が治療効果を示すわけではないことや,PD-L1陽性であっても効果を示さない場合があることもまた事実であり,治療効果を高めるためにはさらなる詳細な分子メカニズムの解明が必要であると考えられる.
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