新しい産学協同型オープン・イノベーションを推進するドイツの生物医学研究機関であるBioMed Xは2022年10月24日,Sanofi社との協力により,人工知能(AI)を活用して新薬開発における効率改善の方法を模索する共同研究プロジェクトの開始を発表した.
プロジェクトでは,デジタルデータとAIを活用し,新薬候補の90%が臨床開発段階で失敗するというボトルネックの解消をめざす.アトピー性皮膚炎や炎症性腸疾患といった慢性免疫介在性疾患分野で初期モデルの概念実証(PoC)を実施する.
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DOI:10.18958/7173-00004-0000356-00