2022年11月21日,東京大学・東北大学・東京工業大学をはじめとする国内10大学は,学術出版大手シュプリンガー・ネイチャー社との間で,「転換契約」のパイロットプロジェクトを開始することに合意したと発表した.この契約により,シュプリンガーを中心とした学術雑誌に論文を掲載する場合のオープンアクセス枠を,10大学の合計で約900本分確保した.また,これに先駆け,同年2月には,東北大学・東京工業大学など国内4大学が,学術出版大手のワイリー社との間で「転換契約」パイロットに合意している.これら転換契約の締結により,それぞれの大学からの研究成果のオープンアクセス化が,大きく進展するものと期待される.
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DOI:10.18958/7189-00004-0000381-00