News & Hot Paper Digest
トピックス

がんの分子標的治療により誘導されるコアフコシル化PON1

岐阜大学糖鎖生命コア研究所(iGCORE) 木塚康彦

鎖のがん性変化はよく知られている.CA19-9やSLXをはじめとした糖鎖エピトープや,AFP-L3など,特定の糖鎖をもつタンパク質が腫瘍マーカーとして用いられている.一方,細胞のがん化過程自体ではなく,がん細胞の薬剤治療過程における糖鎖変化の詳細は不明な点が多いが,治療成績向上のためには重要なトピックである.

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社会員」のご登録が必要です.

DOI:10.18958/7277-00004-0000519-00

2023年7月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2023年7月号 Vol.41 No.11
リソソームの真機能 分解の場からコントロールセンターへ

中村修平/企画
サイドメニュー開く