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二重特異性抗体の研究最前線へ―ボストン学会レポート

順天堂大学大学院医学研究科 今井美沙

同研究を行っている創薬プロジェクトのモダリティとして,二重特異性抗体を取り扱っていることから,最新の情報に触れるため,2022年9月20日から22日にボストンにて開催された13th Annual Summit World Bispecificに参加してきました.コロナ禍明けの久々の海外,かつ留学していたボストンへの久々の訪問だったので楽しみにしていました.カンファレンスは,ホテルのカンファレンスルームで開催され,大手製薬メーカーを含め,アカデミア,医師も参加する150人弱の小さなカンファレンスでしたが,13回目ということもあり,セッション会場だけではなく,会場のあちこちでとても活発な議論が行われていました.

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DOI:10.18958/7323-00004-0000583-00

2023年9月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2023年9月号 Vol.41 No.14
ヒトゲノムに残されたフロンティア 内在性ウイルス様配列EVE
敵か味方か?ゲノムの “パラサイト” の正体に挑む

石野史敏/監,川崎純菜,小嶋将平,小林(石原)美栄/企画
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