実験医学 1992年8月号 Vol.10 No.12

脳の成長因子とグリア細胞

  • 御子柴克彦/企画
  • 1992年07月20日発行
  • B5判
  • 106ページ
  • ISBN 100-0-1992-0800-0
  • 1,650(本体1,500円+税)
  • 在庫:なし
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近年の遺伝子工学を駆使した細胞工学的研究の進展により,脳内のグリア細胞の役割がかなり明らかになり,グリア細胞の研究はとても魅力的な領域となっています.今号では,東京大学医科学研究所の御子柴克彦先生のご企画により,特に成長・分化などにかかわる因子に的を絞って,グリア細胞研究の最先端に迫りました.

目次

特集

脳の成長因子とグリア細胞
企画/御子柴克彦
グリア細胞研究の最近の進歩【御子柴克彦】
ニューロンの標的細胞としてのグリア細胞【福井裕行/和田 博】
サイトカインと脳の成長【錫村明生】
血小板由来増殖因子によるグリア細胞の分化制御【渡邊 卓】
アストロサイトにおけるNGF合成調節【古川昭栄/古川美子/林 恭三】
NGF受容体の構造と発現調節【小島正己/池内俊彦/畠中 寛】
神経突起伸展因子とその受容体−シナプス形成と神経再生機構の解明【谷浦秀夫/平 英一/加藤 行/三木直正】
神経分化因子とその受容体研究の新たな展開−垣間みえてきた神経系の発生と進化の統一像【山森哲雄】

トピックス

CURRENT TOPICS
血液系細胞におけるホメオボックスファミリー遺伝子の発現と役割−ホメオボックス遺伝子研究の新しい展開【出口安裕】
Pax,Hox遺伝子群の発生工学的手法による機能解析【山田 源】
受容体型チロシンキナーゼFltと血管内皮増殖因子【渋谷正史】
家族性アルツハイマー病の分子遺伝学【辻 省次/成瀬 聡/宮武 正】

連載

総説
真核細胞RNA ポリメラーゼⅡ系転写基本因子TFⅡB/TFⅡE/TFⅡFのcDNAクローニングおよびそれらの構造モチーフ・機能的役割【大熊芳明/久武幸司/長谷川聡/橋本 茂/堀越正美】
【新連載】発生工学実験法シリーズ
発生工学実験法−企画にあたって【中辻憲夫】
マウス着床後胚の培養と操作【中辻憲夫】
すぐに役立つMacintoshソフト実践講座6
EndNote Plus,EndLink−文献の検索と整理,引用文献のリスト作成に【佐内 豊】

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  • 【本書名】実験医学:脳の成長因子とグリア細胞
  • 【出版社名】羊土社

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